「ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)」運用報告書キター

SBI証券から日興アセットマネージメントの「ラサール・グローバルREIT」ファンドの
運用報告書が届いた。

SBIの株では大損したけど、毎回きっちり送ってくれる姿勢は評価。

ラサールは自分の中ではもっとも多く保有してるので気になる。
買い始めたのが3000円台だったせいもあり、去年は一度も元本割れは無かった。
分配金しっかりもらいつつ、基準価格もキープしてくれてるありがたいファンドの1つだ。
さて前回分と合わせてみてみよう。

前回分
        基準価額  損益(百万) 分配金(百万)
71期(~2/5)  4,476    -20,254   3,691  (70円)
72期(~3/5)  4,621    11,824   4,001  (70円)
73期(~4/5)  5,014     26,250    4,184  (70円)
74期(~5/6)  4,973     1,396    4,258  (70円)
75期(~6/7)  4,326    -35,853    4,680  (70円)
76期(~7/5)  4,126    -10,533    5,105  (70円)
合計              -27,170    25,919  (420円)
収支              -53,089百万

とひどい内容だった。(この前の半年は良かったのに)
271億赤字でさらに259億分配ってという結果だった。

さて最新の運用報告書(71-82期)

        基準価額  口数(百万)  損益(百万) 分配金(百万)
77期(~8/5)  4,566   792,943    38,376   5,550  (70円)
78期(~9/6)  4,475   858,272    -165     6,007  (70円)
79期(~10/5)  4,477  891,500     6,185    6,240  (70円)
80期(~11/6)  4,549  932,199     13,120    6,525  (70円)
81期(~12/6)  4,384  987,388    -8,463    6,911  (70円)
82期(~1/5)  4,366  1,036,351     5,207    7,254  (70円)
合計                       54,260    38,487  (420円)
収支                       15,773百万

いいじゃーーん
542億稼いで384億分配して157億が内部留保。

ま、前回530億赤字で最低でも分配した259億は間違いなく外部流出だったからそのうち157億は取返したってことだな。
特に77期の稼ぎがでかい(理由は解んないけど物件売却でもあったかな^^)。
基準価額も一気に400円上がってる。その後は4400円くらいで巡航かな。
期首が1$87円で期末が1$82円で5円(6%)の円高を考慮すると、運用マネージャー良く頑張ってる。

11月が円高のピークだったから81期は売買損益がマイナスになってるのは仕方無いかな。
実際去年の4月には95円近くしてた為替が8月には85円近くまで下落したせいで前回の夏場は
強烈な赤字計上した。


さて運用報告書の基準価額への影響要因。

【値上がり要因】
1)・REITの相対的高利回り
2)・世界的な景気および不動産市場の回復期待
3)・FRBの金融緩和策
4)・対オージードルでの円安進行

【値下がり要因】
5)・欧州の財政不安拡大によるリスク回避指向
6)・米国経済の二番底への懸念
7)・オーストラリアなど一部先進国、中国での金融引締め
8)・対USドル、対ポンドでの円高。

プラス要因について
1,2は世界的な景気回復傾向にあるってのはありがたい。景気回復すれば恩恵を受けるので追い風だ。
3はバーナンキおじさんのドルばらまき戦略。これがピックアップされるだけの恩恵はあった
実体経済が回復する前に余った金が株式相場やらREITやらに流れ込んだおかげで実態以上に値上がりした。
その後で実体経済が追いつけば問題無いので先行的に恩恵を受けた。
4のオーストラリアは先進国の中でいち早く景気回復して、既に出口戦略に向かってる。
金利を何回か上げたせいで、対円に対しての価値が上がってる。
災害のニュースしか伝わってこないけど対中国輸出は2割到達して豊富な資源を活かしてかなり景気良いらしい^^
世界の工場となりつつアジアに近いって地理的条件が(今まではヨーロッパ、アメリカに遠かった)
かなり有利になりつつある。

マイナス要因について
5は今後も断続的に沸いてきそう。欧州はあちこちでまだ火種があるからなんとも言えないな。
そんな中ECBの総裁が金利を上げる可能性についても言及してるから出口に向かってくれればええけど。
6は今の時点ではほぼなくなったと思われる。
好調な企業収益に支えられて失業率高止まりと住宅価格の下落は解決しないまでも金融緩和、金持ちへの
減税継続がそれなりに効いてるから今後は2番底懸念薄いのでは。
7は長期的には一番大きいかな。金融引締めを過度にすると景気が冷えるし、金利を上げすぎると
相対的にREITの利回り魅力が薄れるのでどちらもマイナス要因だ。
原料高による金利上げはマイナス面が大きい。
8はいずれおさまりそう。ポンドは金利上げのせいでここのところ対円で上げてるし、ドルも景気回復すれば
いずれ対円での価値が上がる。出口戦略は間違いなく日本よりアメリカの方が先だ。

トータルで見るとマイナス要因のうちいくつかは今後解消されてく方向にある。
市中金利上昇はREIT価格にとってはマイナスだけど景気が良くなってれば賃料収入Up、空室率改善に
なるから、良い金利上昇であればそんなに大きなインパクトは無いはず。
景気回復基調の中では市場から資金調達して新規の物件取得等も活発になる。
(マイナス局面だと逆に信用リスクが大きくなり売却損出してまで物件売却しなければならなくなる)
為替も年末1$90円に向かうと言う見方が多いから、これのインパクトもでかい。

去年の春には5000円超えてたけど、まだ5000円超えはある。

ちなみに直近の基準価額は4589円(報告書の期末の価額4366円よりも200円上がってる)。
予想分配金は840円だから想定利回りはそれでもまだ18%ある。


グローバルREITだからそれなりに国分散してるし、環境はまさに追い風になりつつあるから
頑張って欲しいな。











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